電動「タタメルバイク」市販モデルに試乗!軽快、静か、そしてオシャレに街を行く!
バッテリーが空になるまで試乗……静かで楽しい!
電動車両としてとても気になるそのバッテリーの消耗も、表示がゼロになるまで試走実験してみました。 普通にスクーター的に市街地で使用してみて、フル充電状態から“エンプティ”状態になって完全に止まるまで、モード3で23kmほど走りました。速度のリミットを下げたモード2以下ではもっとたくさんの距離を走れるかもしれませんが、実用性を考えるとモード3で20km程度を走行したら充電できる体制を構築(充電場所を確保)しておくのがよいようです。静かで、楽しいです。今の時代には大事ですね。 一方、ボディ側面のパネルをアレンジして遊べるのも、このバイクの特徴。オーダーで特注するもよし、オーナー自身でイラストを入れたり“痛車”にして楽しむもよし。スクエアなボード全体が使えるのですからアレンジしやすいでしょう。バッテリーの交換や充電の際も、このパネル(左側)を開けて行います。 興味を持たれた方は、ぜひ機会をみて試乗していただきたいと思います。直近ではライコランド東雲店でも試乗展示をされていたようです。 ■メインスイッチのボタンを長押しすると走行可能になります。画面左側の「1」は、デフォルトで走行モードが「1=ゆっくりペース」にセットされていることを示しています。 ■走行モードの変更はこちらのボタンで「+」を押していくと「1」→「2」→「3」と速度の伸びが上がる。試乗と電費の実験は、モード3で実施しました。
○「タタメルバイク」主要諸元&価格
バイク状態:全高1,000mm×全長1,230mm×全幅650mm 折り畳み状態:全高690mm×全長:690mm×全幅260mm 規格:原付一種(普通免許で運転可能) 車体重量:63kg 最高速度:≦45km/h 航続距離:≦30km(満充電時) フロント/リアサスペンション搭載 フロントホイール:10インチ リアホイール:6.5インチ ※国内メーカースクーターと同等の走破性 モーター:定格出力600W 最高出力2000W バッテリー:リン酸鉄リチウム電池(51.2V) バッテリーライフサイクル:2000~3000回 バッテリー定格容量:12Ah(約0.6kWh) 耐荷重:100kgまで サイドパネル:サイズH350mm×W570mm (素材やカラーの変更が可能) USB出力完備 ○価格 価格:498,000円(税込み/送料別途 2024年10月頃から順次渡し) 取材協力:ICOMA Inc. レポート&撮影●小見哲彦/ICOMA