史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング25位。8億も!? 18歳でW杯出場の天才
欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
25位:小野伸二(おの・しんじ) 生年月日:1979年9月27日 移籍先:浦和レッズ(日本)→フェイエノールト(オランダ) 移籍日:2001年7月1日 移籍金:550万ユーロ(約8.8億円) 昨年現役を引退した小野伸二の移籍によって発生した550万ユーロ(約8.8億円)の金額がランキング25位に入った。浦和レッズからフェイエノールトに移籍したのは小野が21歳のときである。 静岡県の清水商業高等学校から浦和レッズに加入した小野は、18歳ながら卓越したプレーを見せていた。プロ1年目ではリーグ戦27試合に出場し9ゴールの活躍を見せている。日本代表の岡田武史監督は同年のFIFAワールドカップフランス大会に小野を抜擢し、日本代表史上最年少でワールドカップの試合に出場した。 そんな小野が海外挑戦として選んだ先はオランダ・エールディヴィジのフェイエノールトだった。当時リーグ優勝9回を誇る名門は、小野が加入したそのシーズンにUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)のタイトルを獲得しており、欧州の中でもビッククラブのひとつである。 4年半に及んだオランダでのサッカーキャリアでリーグ優勝を果たすことはできなかったが、2002/03シーズンと2004/05シーズンにはそれぞれ7ゴールをあげる活躍を見せ、また、小野らしいループシュートや芸術的なアシストでフェイエノールトのサポーターを魅了した。
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