【直前解説】チャンピオンはYARTヤマハかヨシムラか! 2024年最終戦ボルドール24時間でTEAM ETOILEは2度目の表彰台なるか【EWC2024】
9月14~15日(土日)のFIM世界耐久選手権(EWC)第4戦「ボルドール24時間耐久ロードレース」。ここまで日本の「鈴鹿8耐」を含み3戦が開催されてきたが、いよいよこのラウンドでチャンピオンが決まる。もちろん24時間レースのため優勝チームも重要となるボルドールの開催直前の今、レースの見どころや注目チームをピックアップしてレポートしたい。 【画像】EWC世界耐久第4戦ボルドール24時間をギャラリーで見る(7枚) 文/Webikeプラス 編集部
■ボルドールの基本情報とレースの見どころ
開催地はフランス南部のプロヴァンスにあるポール・リカール・サーキット。二輪レースのコースは一周が5.673Km、平坦なコースだが、1.8kmのミストラル・ストレートもあるレイアウトで、時速300km以上の走行が20秒以上続くことから耐久レースではエンジンに厳しいサーキットだ。 EWCでは歴史のあるラウンドで、ボルドールとしては2022年に100周年を迎えている。2024年は第87回大会として行われ、同サーキットでは31回目。24時間レースは第1戦ル・マン以来の2回目だ。 昨年のウイナーはYOSHIMURA SERT MOTULだが、予選ラップレコードの1分51秒596とレースラップレコードの1分52秒898はBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMの記録だ。また、YART - YAMAHAがここでチャンピオンを決めており、多くのチームが活躍してきた場でもあるため、今年の戦いがどうなるかの予想は難しいだろう。 勝利数はスズキが19回、ホンダは17回だが前回の優勝は2018年、カワサキは11回で前回の優勝は2015年、ヤマハは5回のみだが2022年に優勝している。BMWは2回制しているが、1948年と1960年と近年は頂点に立っていない。 タイムスケジュールは9月12日(木)にフリー走行、予選1回目、夜間走行があり、9月13日(金)は予選2回目のみ、9月14~15日(土日)に決勝レースがある。木曜日にセッティングを合わせなければならないという短いレースウイークとなる。上述の通り決勝は土曜日からとなるため、観戦日はお間違えのないように。
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