【直前解説】チャンピオンはYARTヤマハかヨシムラか! 2024年最終戦ボルドール24時間でTEAM ETOILEは2度目の表彰台なるか【EWC2024】
■日本人起用チームも強力。TEAM ETOILEもチャンピオンの可能性はあり
YOSHIMURA SERT Motulの第4ライダーである渥美心は予選までしか走らないが、鈴鹿8耐ではレギュラーとして登録されて3位を獲得した立役者のため、予選タイムも注目される。MACO RACING TEAMからは石塚健が参戦するが、今回はブルーライダーとして登録されている。 SSTクラスに参戦しているTEAM ETOILEは亀井雄大、大久保光、渡辺一樹のレギュラーライダーが第2戦揃い、ボルドールもこの3名とリザーブにル・マン以来の川崎祥吾が起用される。第2戦スパではSSTクラスでポールポジションを獲得しており、鈴鹿8耐では渡辺の代わりにロベルト・ロルフォが走ったものの2位に入っており、最終戦も結果が期待される。 ランキング2位の3 ART BEST OF BIKEからは綿貫舞空が走ることに変わりはない。綿貫擁す3 ART BEST OF BIKEや日本のTEAM ETOILEのチャンピオンの可能性は低いが、どのチームもランキング2位に入ることは絶対条件だろう。 SSTクラスのランキングはNATIONAL MOTOS HONDAが108点と大きくリードを広げている。しかし、3 ART BEST OF BIKEが55点、Chromeburner-RAC 41-HONDAが54点、TEAM ETOILEが53点と近い位置に並んでいる。 もちろん転倒のリスクがあるのはどのレースもだが、昨年はミストラルストレートの最後にエンジンブローしたチームがおり、そのオイルでスリップダウンしたチームが多数いた。好走していても足元を救われることがあるため、レースの展開は読めず、さらに標高の高い位置にあるコースのため風による影響も受ける。各クラスのポールポジションを獲得するのは、そして表彰台に上る3チーム、ランキングトップ3はどこになるのか予想してみて欲しい。
Webikeプラス編集部
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