朝倉未来が発起人! アイドルオーディション番組『Dark Idol』で選ばれた6人のデビューメンバーを全員直撃!
* * * 4人目は一条カオリさん(26歳)。かつてのあだ名は「ゴリラ」。そんな彼女がアイドルの道を歩む。 ――合格の可能性はどのくらいあると思っていましたか? 一条 グループ審査までは正直、けっこう自信があったんですよ。朝倉未来さんからもいい評価をいただけていましたし。でも、結果的にはグループ審査で落ちてしまって。あまりにあっけなさすぎて呆然としていたんですけど、そこから視聴者投票で復活できるとなって、また頑張ろうと思いました。 ――しかし、合宿では最終審査まで脱落ラインでした。 一条 これは本当にやばいと思いました。心が折れそうになったんですけど、中間審査で少し順位が上がって。そこからはもう必死でやるしかないと切り替えました。 ――最後の最後で逆転しましたね。 一条 最終審査までに何とか仕上げないとって、あらゆるスキマ時間を使って練習した甲斐がありました。 ――アイドルを目指した理由が、子どもの頃から身長が高くて、「ゴリラ」と呼んでいた人たちを見返したかったからだとか。 一条 そうなんですよ。バスケをずっとやっていたんですけど、坊主にしていて、すごくボーイッシュだったんです。 ――何がきっかけでアイドルに興味を? 一条 実はもともと興味はなかったんです。友だちに誘われてアイドルグループに入ったんですけど、やってみたらステージでパフォーマンスするのが楽しくて。アイドルっていう職業が素敵だなと思うようになったのは、そこからですね。 ――アイドルにあこがれたというよりは、やってみて好きになった。 一条 歌って踊って、みんなが応援してくれるっていう空間がめちゃくちゃ好きになりました。こうしてアイドルをやることができるのは、そのときに私を見つけてくださったファンの皆さんのおかげなんです。 ――今も応援してくれている方も? 一条 ありがたいことにいらっしゃいますね。 ――ずっと見守ってくれているわけですね。 一条 だから、その方々に恩返ししたいっていう気持ちがすごくあります。自分がステージに立つことで、いろんな人に希望を与えたいですね。 ――あらためて、これからどんなアイドルになりたいですか? 一条 スターですね。ずっと言っているんですけど、日本のアイドルといえば私たちっていう存在になりたいです。日本のトップになって、さらに世界でも活躍できるようなグループを目指したいと思っています。 ●一条カオリ(いちじょう・かおり)1998年7月16日生まれ、埼玉県出身。今年3月までアイドルグループで活動したのち、『Dark Idol』に応募。小・中・高とバスケットに励み、県大会ベスト8の強豪校に在籍していた過去がある。