長野県知事、陳監察院長と面会 台湾との直行便運航や産業交流強化に期待示す
(台北中央社)長野県の阿部守一知事は16日、台北市の監察院を訪問し、陳菊(ちんきく)監察院長と面会した。同県と台湾を結ぶ直行便の運航や、産業技術分野での交流強化に期待を寄せた。 阿部氏は、陳氏や范巽緑(はんそんりょく)監察委員が長年にわたって台日の交流を進めているために監察院を訪問したと説明。特に若者世代の交流の機会を増やし、台日の協力を深化させたいとの考えを示した。 陳氏は、国際社会における台湾の立場が厳しい時期にも阿部氏や長野県は台湾を重視し、教育や観光、文化などでの交流を通じて台日社会の互いの理解や見方を深めたと述べた。 阿部氏は県内の事業者らと共に15~17日の日程で台湾を訪問。中部・台中市のスーパーマーケットで県産品のPRを行ったほか、旅行会社や航空会社などを訪れた。 (高華譲/編集:田中宏樹)