【福岡ソフトバンクホークス】山川穂高とウォーカーが加入し打線が”超”強力に|注目選手・予想ローテーション・予想オーダー|プロ野球
今シーズンから小久保裕紀監督が指揮を執ることになったソフトバンクは、2年連続でAクラスに入りクライマックスシリーズに進出はしているものの優勝はできておらず、日本シリーズへの出場はできていない。新体制で2020年以来4年ぶりとなるリーグ優勝、そして日本一奪回を目指す。
注目選手
投手:モイネロ 投手で注目したいのはモイネロだ。モイネロは2017年の来日から中継ぎとして起用され、昨年まで通算306試合に登板し19勝9敗、40セーブ、135ホールド、防御率1.95の成績を残した。また、300回1/3を投げ、奪った三振の数は422個。奪三振率は脅威の12.65を記録しており、球団史に残る中継ぎと言っても過言ではない。 そんなモイネロが今シーズンは先発に転向する。オープン戦では3試合に登板し10回1/3を投げ防御率2.61と安定した投球を見せた。長いイニングを投げるスタミナも問題なさそうだ。一方で奪三振の数は8個で奪三振率は6.97と中継ぎ時と比べて打たせてとる内容だった。 絶対的な中継ぎの先発転向が、投手陣全体に与える影響は小さくない。この成否がチームを大きく左右する。 野手:山川穂高 野手では今シーズンから加入する山川穂高に注目だ。昨シーズンはグラウンド外のトラブルもあり17試合の出場で本塁打は0本。結果を残すことはできなかった。しかしオープン戦ではブランクを感じさせない打撃を見せており心配はなさそうだ。 開幕は「4番・一塁」で起用されることが濃厚だ。前後は柳田悠岐と近藤健介が務め、さらにはウォーカーや栗原陵矢も控えている。超がつくほど破壊力のある打線の中心として、山川がシーズンをまっとうすることができるかが得点力の鍵を握る。 また、ここまで通算218本塁打を放っており、あと32本で250本塁打に到達する。40本塁打以上を3度も記録している山川にとって32本は通過点にしかすぎない。まずはこの数字を超えることがひとつのハードルとなる。