【福岡ソフトバンクホークス】山川穂高とウォーカーが加入し打線が”超”強力に|注目選手・予想ローテーション・予想オーダー|プロ野球
予想ローテーション
開幕投手は有原航平が務める。昨シーズンの有原は開幕から6月上旬まで二軍で過ごした影響で規定投球回に到達しなかった。しかし6月6日の一軍初登板から安定した投球を見せ、チームで唯一10勝に到達し防御率2.31と結果を残した。今年は開幕からフル回転を求められる。 開幕カードは2戦目がスチュワート、3戦目がモイネロの両外国人投手。開幕2カード目は大ベテランの和田毅、東浜巨、大関友久と続く見込み。 昨シーズンチーム最多の23戦発だった石川柊太、そして11先発の板東湧梧は開幕ローテーションから外れた。また、新人ながら中継ぎとして46試合に登板しながら先発に転向する2年目の大津亮介も二軍スタートとなった。 そのなかで大津はオープン戦では3月14日の巨人戦で6回無失点と好投するなど2試合(7回)で防御率1.29、板東も3試合(8回)で無失点と登板は少ないながら結果を残しており、チャンスをうかがっている。 また昨シーズン開幕ローテーションに入り、後半戦は中継ぎとして起用された藤井皓哉は中継ぎでスタートする。 <予想ローテーション> 1:有原航平 2:スチュワート 3:モイネロ 4:和田毅 5:東浜巨 6:大関友久
予想オーダー
山川穂高とウォーカーが加入したことで打線に厚みが加わった。2人はオープン戦で大活躍。ウォーカーは12球団トップの5本塁打、山川も同2位タイとなる3本塁打と2人で8本塁打を記録している。チーム66得点は12球団トップだった。 そのふたりに加えて昨年の二冠王である近藤健介に柳田悠岐ももちろん健在。柳田は現在35歳で今年10月に36歳を迎えるが、オープン戦では17試合中15試合に出場し打率.316(38打数12安打)、2本塁打、9打点と好成績をマークした。9打点は山川と並んでリーグ2位タイとなっている。 小久保監督は4人の並びを試行錯誤しているがオープン戦最後の2試合では、3番柳田、4番山川、5番近藤の後ろに栗原陵矢そして7番にウォーカーを据えた。この並びが序盤の基本となりそうだ。上位打線は周東佑京と今宮健太が形成し下位打線は甲斐拓也と牧原大成が務める。 主力の休養日などで中村晃がスタメンに入る機会もありそうだ。その他では三森大貴や川瀬晃、外野では育成契約から這い上がってきた川村友斗と緒方理貢らも控えている。 <予想オーダー> 1(中堅)周東佑京 2(遊撃)今宮健太 3(右翼)柳田悠岐 4(一塁)山川穂高 5(左翼)近藤健介 6(三塁)栗原陵矢 7(DH)ウォーカー 8(捕手)甲斐拓也 9(二塁)牧原大成
移籍・補強
大砲候補として埼玉西武ライオンズからFAした山川穂高、読売ジャイアンツとの交換トレードでウォーカーを獲得した。育成契約では鍬原拓也(前巨人)、サルディ、アルモンテと3人を補強している。 現役ドラフトでは長谷川威展(前日本ハム)、ドラフトでは1位の前田悠伍(大阪桐蔭高)や2位の岩井俊介(名城大)ら15名(育成含む)を獲得した。 トレードでウォーカーを迎え入れているものの、支配下では新外国人選手の獲得は投手、野手ともになかった。