巨人ドラフト1位・石塚裕惺、仮契約 背番号は23 強肩強打のショート、「3割、30本塁打、いずれ2000安打を」
巨人は17日、ドラフト1位指名の花咲徳栄高(埼玉)の石塚裕惺内野手(18)と、東京都内のホテルで仮契約を結んだ。契約金は8500万円プラス出来高2000万円、年俸1200万円(金額はいずれも推定)。背番号は23に決まった。 石塚は高校通算26本塁打をマークした強肩強打の遊撃手で、9月のU―18アジア選手権では高校日本代表の4番を務めた。ドラフトでは外れ1位で西武と競合し、阿部監督がくじを引き当てた。 仮契約後に会見した石塚は「プロ野球選手になる実感がより高まった。坂本勇人選手のような、球界を代表するショートになれるよう頑張りたい」と巨人の偉大な先輩に負けない活躍を宣言。「3割、30本塁打を目指し、いずれは2000安打も打ちたい」と大きな夢を掲げた。 1年目から結果を出す覚悟も口にした。「坂本選手、岡本選手、浅野選手と高卒1位の先輩方は、1年目で1軍初安打を記録している。自分も並べるように」。大志を胸に、スター街道を着実に歩んでいく。
中日スポーツ