飯田東中学校生加わり飾り付け 大宮通り「桜並木」イルミネーション14日点灯【長野県飯田市】
長野県飯田市街地の桜の名所「大宮通り」で1日、イルミネーションの飾り付け作業が行われた。冬の桜並木を照らして地域を活気づけようと、10年目の試み。飯田東中学校の生徒も作業に加わり、14日の点灯式に備えた。 桜並木と隣接の大宮神社境内を縁取るように4万個のLED電球を取り付ける計画で、新たな試みとして、今年は信号機のない環状交差点「ラウンドアバウト」(吾妻町)の中心部も活用。光が放射状に延びるよう、生徒たちは角度や長さを調整しながら電球を慎重に据えた。 大宮通り桜保存会、東野まちづくり会議やボランティアのほか複数の地元企業が協力し、シラカシの木は文吾林造園(飯田市)の高所作業車を使って周囲を飾り付けた。 桜並木脇のポケットパークに植わるシラカシの木は高さ20メートルほどで、大きなクリスマスツリーに見立てた。 14日の点灯式は午後5時から。点灯式前イベントとして、同3時半から東中の生徒がりんごジュースやジャムを販売し、同4時半から東中の吹奏楽部がクリスマスにちなんだ演奏を披露する。野菜の販売コーナーも設ける予定。 来年1月11日まで点灯する。点灯時間は午後5~9時。