ノルデア・オープン

マリアーノ・ナヴォーネ（写真は4月マドリッドOP）[写真/ゲッティイメージズ]

男子テニスのノルデア・オープン（スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250）は18日、シングルス2回戦が行われ、第4シードのM・ナヴォーネ（アルゼンチン）が世界ランク68位のS・ナガル（インド）を6-4, 6-2のストレートで破り、ツアー大会では今季4度目のベスト8進出を果たした。 【動画】ナダル 圧巻のストレート勝ち！ノリー撃破の瞬間！ 23歳で世界ランク36位のナヴォーネは先月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）で2回戦敗退後、ウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）を含む芝3大会に出場。しかし全てで初戦敗退となっており、約1ヵ月白星から遠ざかっていた。 そして初出場となったノルデア・オープンの1回戦では26歳のナガルと対戦した。第1セット、第2ゲームで先にブレークを許したナヴォーネだが3度のブレークに成功し直後の第3ゲームから5ゲームを連取。第8ゲームでブレークを返されるも、その後のサービスゲームをキープし先行する。 続く第2セットではファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得したナヴォーネ。2度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは2度のブレークに成功し1時間40分で勝利した。 準々決勝ではワイルドカード（主催者推薦）で出場している元世界ランク1位のR・ナダル（スペイン）と対戦する。ナダルは2回戦で第5シードのC・ノリー（イギリス）を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。 男子プロテニス協会のATPは公式サイトにナダルのコメントを掲載。初対戦となるナヴォーネについて次のように語った。 「彼は今年、特にクレーコートで多くの勝利を挙げるなど、とても好調な選手。バスタッドのような歴史的なツアー大会の準々決勝だ。簡単だとは思っていない。毎日成長し続けることに集中している。厳しい試合になることは分かっているけど、良いテニスをしてチャンスを掴みたいと心から願っているよ」