阪神・佐藤輝明は〝ハマ風〟を味方に出場4試合ぶりの適時打!井上タイムリー「積極的に打ちにいこうと思っていました」
(セ・リーグ、DeNA-阪神、7回戦、11日、横浜)阪神・佐藤輝明内野手(25)が適時打を放った。3-2と点差を縮められて迎えた三回。先頭の前川が死球、大山が二塁打で無死二、三塁とし、佐藤輝が打席へ。カウント1-2から4球目、アンダースロー・中川颯の119キロスライダーに体勢を崩された。白球は横浜の上空へと高々と舞い上がる。強烈な〝ハマ風〟に押し戻されて、追いかけた遊撃手と中堅手の間へポトリ。ラッキーなヒットで5日の巨人戦(東京ドーム)以来、出場4試合ぶりの適時打をマークした。打線はなおも無死一、三塁から、6番で起用された井上が2試合連続適時打となる中前打を放って追加点。さらに2死満塁から近本が満塁弾を放って大量リードを奪った。阪神打線は三回までに先発野手全員安打、10安打9得点の猛攻で序盤の主導権を奪った。井上は「打ったのはストレート。チャンスの場面でしたし、積極的に打ちにいこうと思っていました。最低外野フライという楽な気持ちで打席に入れたことがいい結果につながったと思います」とコメントした。