お店はしご 街元気に まつもと百てんプロジェクトが新マップ、チケット
長野県松本市街地の商店や飲食店、観光施設などが協働で活動する「まつもと百てんプロジェクト(M100)」の本年度の「はしごマップ」と「はしごチケット」が完成した。マップを頼りにM100加盟店で買い物をしてチケットを受け取り、別の加盟店で手渡すと割引や特典を受けられる仕組みで、16年目を迎えた。地元の人から観光客までさまざまな人に街を巡ってもらおうとメンバーが張り切っている。 本年度は官民81施設が参加する。マップにはスタンプラリーも印刷されており、利用した店でスタンプを集めると5個でクリアファイル(先着でA5、A4の2種のうち1枚)、40個でオリジナルボトル(先着100人)などの景品がもらえる。40個達成者の先着90人に、M100開始当時に出版した冊子『松本さんぽ』の初版本をプレゼントする特典もある。 29日夜に市市民活動サポートセンターで開かれた準備会にメンバーが集まり、昨年度の活動を報告した。「インバウンドがすごく多い」との声が相次ぎ、マップを手渡すタイミングなど他店の話も参考に活動を進めていくことを確認した。 事務局の山本桂子さんは「個店の魅力を知ってほしいと始めた取り組み。円安などでインバウンドは増えているが、地元の人にももっともっと街中を訪れてもらい魅力を感じてほしい」と話している。 マップやチケットはM100の店で入手できる。詳細はまつもと百てんプロジェクトホームページ(https://visitmatsumoto.com/guide/m100/)へ。
市民タイムス