8月 いまだ連敗なし 広島カープ 首位キープ 6年目 小園海斗 通算500安打 大瀬良大地 2か月ぶり勝利&末包昇大 決勝打 子どもたちも最後までドキドキ (8月23日~25日 阪神戦)
大瀬良を援護したい打線は、秋山翔吾 が、3試合ぶりにスタメンに復帰。3回、1アウトからその秋山がこの日、2本目のヒットで出塁します。 その後、2アウト・3塁・2塁となり、バッターは4番・末包。打球は、右中間を破るタイムリーツーベースヒット。「金曜日の試合で右方向にヒットを打てたのがいい成功例になった」と、4番の一打で2点を先制します。 天谷宗一郎 さん 「本当にそのとおり。しっかりと方向性を決めて、この1本を打ってくれました。ナイスバッティングでした」 援護をもらった大瀬良は、阪神打線を5回までわずか2安打に抑えますが、前回登板で5失点を喫した “鬼門” のイニングの6回、ワンアウトから連続フォアボールでピンチを背負います。 悪夢がよぎる中、大瀬良は2番・中野拓夢 を空振り三振に切って取ります。 続く打席は、この試合、大瀬良から2打数2安打の 森下翔太 。ここで新井監督は投手交代を決断。森浦大輔 へとスイッチします。“右バッターキラー” の森浦ですが、この日、3本目のヒットを許し、1点差に迫られます。 それでも2か月以上、自責点のない森浦。続く4番・佐藤輝明を打ち取り、リードを守ります。 天谷宗一郎 さん 「ナイス継投だと思いますし、大瀬良投手は初回からフルスロットルで行って、途中でバテは来ましたけども、背中でチームを引っ張ってくれたすばらしいピッチングでした」 こうなれば、7回以降もカープ自慢のリリーフ陣が登場。7回は 島内颯太郎 、8回はハーン。いずれもピンチを背負いながらも無失点で切り抜けます。 9回は、守護神・栗林良吏 が、きっちり三者凡退で打ち取り、試合終了。(広島 2-1 阪神) 1点差ゲームをものにした新井監督も「大きな一勝だった」と語る勝利で、8月は連敗なし。先発・大瀬良は、6月22日以来の5勝目を挙げました。 ■8月25日(日)広島 vs. 阪神(マツダスタジアム) 練習を熱心に見つめるのは、秋山が招待したひとり親家庭の子どもたち。ことし4度目の企画ですが、2度、雨で中止。4月以来のゲーム開催となりました。