ヤマハ、新型「アウトランダー」全グレードに三菱と共同開発のオーディオシステムを国内初搭載
ヤマハは、同社ブランドのオーディオが三菱自動車のクロスオーバーSUV「アウトランダー」の新型モデルに採用されたことを発表。新型アウトランダーは、は10月31日(木)より国内で販売を開始し、順次グローバル展開が行われる。 【画像】「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」搭載イメージ 同社は、“音楽が生まれた瞬間の感動を届けたい”という想いのもと「Brings Me Closer to the Artist」 をキーワードに車室空間の音響を提案。車両の個性やコンセプト、ユーザーへ訴求する価値観と一体となったサウンドを専用設計することで、各車種にふさわしい理想の音を目指す。 この度、アウトランダー全グレードに三菱自動車と共同開発したヤマハブランドオーディオを搭載。最上級グレード用の「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」(12スピーカー)、そのほかのグレード用の「Dynamic Sound Yamaha Premium」(8スピーカー)の2ラインナップを用意した。 いずれもアウトランダーのコンセプトである“威風堂堂”を体現する音響空間を目指したと同社は説明。躍動感があり太く歯切れのよい低域、透明感のある美しい中高域によりアーティストが目の前にいるようなリアルで臨場感のあふれるサウンドを実現したとアピールする。 最上級グレードに搭載されるDynamic Sound Yamaha Ultimateでは全12基のスピーカーに高性能のオリジナル振動板・磁気回路を使用。車速に応じて音量や音質を自動調整し、ロードノイズの影響を低減する補正機能や、ユーザーの好みや気分に応じて選べる4つのサウンドタイプを備えている。なお、最上級グレード以外でもオプションとしてDynamic Sound Yamaha Ultimateを選択できる。 同社ブランドオーディオが三菱自動車に搭載されるのは、アジア地域で主に展開されている「エクスフォース」に次いで2車種目。この度のアウトランダーへの導入は国内で販売される車種では初めての搭載事例になるという。
編集部:松永達矢