Tシャツの黄ばみの落とし方、シーツの洗濯頻度の正解は?夏の「洗濯悩み」解決策
毎日のように洗濯物が大量に出る夏。においや黄ばみが気になることも。「正しい洗濯法を知れば、ほとんどの汚れや汗のにおいは落とせます。早く乾く夏こそ、毎日のお洗濯を楽しんでほしいです」と語るのは、洗濯のプロ集団「洗濯ブラザーズ」。夏にありがちな洗濯物の悩みの解決法を教えてもらいました。
Q:夏の間よく洗うシーツの洗濯の正解は?
A:水量は手動で満タンに。干すときは重ならないよう注意! シーツは軽いため、少ない水量に設定されてしまう「おまかせコース」はNG。しっかり洗えるよう手動で水量を満タン設定にして。干すときは、2本の物干し竿にかけて、生地が重ならないように干すとムラなく早く乾きますよ。
Q:天日干しと部屋干し、どちらがいいのかわかりません
A:においがきついものは天日干し。それ以外は風とおしのいい場所へ 紫外線は繊維を傷め色あせなどの原因に。風とおしのいい場所で陰干しするのが理想的です。とはいえ太陽光は殺菌効果があるので、においがキツイものやデイリーな服は天日干しする、と分けて干すのがおすすめです。
Q:白いTシャツの黄ばみをすっきり落としたいです
A:洗浄力の強い粉洗剤でつけおきがおすすめ 黄ばみは皮脂=油汚れが原因。プレウォッシュ液(弱アルカリ性の液体洗剤と水を、1:1の割合でスプレー容器に入れてよく混ぜたもの)を10分以上浸透させ洗浄力の強い粉洗剤+お湯でつけおきしてそのまま洗濯機で洗いましょう。色柄物と一緒に洗うと色移りするので、白系の物は分けて洗うのも鉄則です。
Q:日やけ止めやお化粧がついて落ちません
A:プレウォッシュで汚れを浮かせば落ちます プレウォッシュ液を汚れにつけて10分おき歯ブラシなどでトントンたたいて汚れを浮かせてから洗濯すればきれいに。黒い衣類は、弱アルカリ性洗剤だと色あせの心配があるため、プレウォッシュ液は中性洗剤でつくるように。陰干しがおすすめ。
Q:洗うたびに服のシワや型崩れが気になります
A:たるまないようハンガーは大きめを選び、縫い目を伸ばしてから干す 肩のラインより長さが短いハンガーだと、服がたるんで型崩れします。重なった袖部分が乾きにくくにおいの原因にも。服がピンとはる大きめハンガーがベスト。肩などの縫い目を伸ばすと細かいシワがとれ、アイロンいらずに。
ESSE編集部