【ジャパンカップ】武豊「彼はいつも通り落ち着いてた」ドウデュースがG1・5勝目
11月24日、東京競馬場で行われた国際G1・ジャパンカップ(芝2400m)は、武豊騎乗の1番人気、ドウデュースの末脚が炸裂。長くいい脚を使ってライバルを完封した。このレースでラストランとなったアイルランドのオーギュストロダンは8着に敗れた。 【動画】ドウデュースG1・5勝目…ジャパンカップ ジャパンカップ、勝利ジョッキーコメント 1着 ドウデュース 武豊騎手 「めちゃくちゃ嬉しいです。ドウデュースの走りができて本当によかったと思います。彼はいつも通り落ち着いて、とても状態も良かったので、自信持って乗ろうと思いました。ある程度は想定していましたけど、思った以上にペースも遅くて、決していい流れではなかったですけど、スタイルを変えないつもりで乗っていたので、今日は折り合いに苦労しました。全然ペースが上がらなかったので、馬が本当に走りたがっていたので、ある程度行かしたらものすごく勢いついて、あっという間に先頭立ってしまったのでちょっと心配したんですけど、そこから保つのがドウデュースかなと思います。(勝利は)最後までわからなかったです。並の馬じゃ決して最後まで保たない展開だったので、それでも最後まで抑え込める、ほんとに乗っててすごいなと思いました。(以前ディープインパクトでジャパンカップを制して、ディープインパクトの子も出走しているなか、ハーツクライの子で勝ったことについてどう捉えていますか?)そこは特に意識はないですけど、競馬の面白いところかなと思います。(ドウデュースの強さは)本当に前走の天皇賞といい、きょうといい、本当にすごい末脚を持った馬で、なかなかこういう馬はいないと思うので、いい馬に出会えたなと思います。レース後、馬が無事なら有馬記念が引退レースになると思うので、なんとか最後いい形で締めくくりたいなと思います」 レース結果、詳細は下記のとおり。 11月24日、東京12Rで行われた第44回ジャパンカップ(3歳上オープン・G1・芝2400m・1着賞金=5億円)は、武豊騎乗の1番人気、ドウデュース(牡5・栗東・友道康夫)が勝利して、G1・5勝目をマークした。勝ちタイムは2分25秒5(良)。 2着は8番人気のシンエンペラー(牡3・栗東・矢作芳人)と、7番人気のドゥレッツァ(牡4・美浦・尾関知人)が同着となった。