鹿児島のJR川内駅で貨物列車が脱線 けが人なし、一部運転見合わせ
12日午前3時ごろ、鹿児島県薩摩川内(せんだい)市のJR鹿児島線川内駅で、貨物列車(12両編成)が脱線した。JR貨物などによると、けが人はいないという。この事故の影響で、JR九州は同線の川内―隈之城間の運転を終日見合わせた。 【写真】脱線した貨物列車=2024年12月12日午前9時22分、鹿児島県薩摩川内市、安田朋起撮影 JR貨物や国土交通省によると、貨物列車は午前0時10分ごろに熊本操車場を出発し、鹿児島駅に向かっていた。走行中、運転士が揺れを感じたため、非常停止して確認したところ、先頭の機関車、貨車1、2両目が脱線していたという。運転士1人のみが乗っていた。 事故を受け、同省の運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現地に派遣し、原因を調べる。(伊藤未来、石垣明真)
朝日新聞社