ブレンボ、高性能サスペンションの大手メーカー、オーリンズを買収
ブレンボと力を合わせることによって、オーリンズは新しい成長機会を創出し、個々の強みとアセットを活かし、イノベーションを前進させ、お客様と従業員に一層大きな価値を提供できるものと期待しています。 オーリンズ・レーシング CEO トム・ヴィッテンシュレーガー
オーリンズ・レーシングはレーストラック用、公道用の次世代メカトロニックサスペンション技術開発に力を注いでおり、こうしたイノベーション志向のアプローチによって、未来のモビリティに対応したソリューションプロバイダーを目指すブレンボの使命が一層強化されることになる。 今回の買収案件はブレンボ史上最大規模となり、買収金額は4億500万USドル(約640億円)、デットフリー・キャッシュフリーを条件とし、通例に従った価格調整条項が含まれています。支払いは手持ち資金で行われる。この買収案件は通例に従って規制当局の承認を必要とし、契約完了は2025年初めの見通しとなっている。 ブレンボは、二輪車・四輪車レーシング分野への投資を続けており、今回の買収はその一環。2021年にはデンマークのSBSフリクション、スペインのホタ・ホアンを買収し、二輪車向けブレーキシステムソリューション群を拡充しました。今年2月には、タイ市場への進出の足がかりとして二輪車メーカー向けブレーキシステムに特化した生産施設の新設を発表した。レース用、公道用二輪車向け軽合金製ホイールの設計・製造を手掛ける大手ブランド、マルケジーニもブレンボグループの傘下だ。二輪車事業は現在、ブレンボの収益のおよそ13%を占めている。
テネコ社について テネコは、OEMおよびアフターマーケットの顧客向けに自動車部品を設計、製造、販売する、世界的な大手メーカーで、DRiV、パフォーマンスソリューション、クリーンエア、パワートレインの各事業グループを通じて、ライトビークル、商用トラック、オフハイウェイ車両、産業車両、モータースポーツ、アフターマーケットセグメントにテクノロジーソリューションを提供し、世界のモビリティの前進を後押ししている。 公式ウェブサイト:https://www.tenneco.com/
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