民進党大島幹事長が定例会見(全文1)政治家は行動と言動の一致が望ましい
民進党の大島敦幹事長は11日午後3時から定例会見を行った。 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。
大島幹事長からのあいさつ
司会:それでは大島幹事長の定例会見を始めさせていただきます。それでは冒頭、幹事長からお願いします。 大島:はい。こんにちは。よろしくお願いします。ぶら下がり等で、皆さんには答えてきましたけれども、今日が幹事長としての初めての定例会見になります。よろしくお願いします。会見は今後、月曜日の15時を定例化していきたいと思います。 先週金曜日の常幹では党務関係の役員はおおむね決まりまして、週末、代表は山梨県に入って、私は講演がありましたので山口まで伺って、1週間たって、活動も本格化してきたという認識に入っています。それで今日は東日本大震災から6年半となりまして、復興は道半ば、仮設住宅にお住まいの方もまだ2万人以上いらっしゃると認識をしています。多くの原発事故の被災者の皆さんについては、いまだ将来が見えない状況が続いております。私としても当時、与党の政策責任者の1人でありましたので、被災者の皆さんが1日でも早く安定した生活を送れるよう、新体制でもしっかりと取り組んでいきたいと考えています。 もう1つが先週金曜日に政府が働き方改革関連法案の概要を明らかにしまして、残業時間の上限規制と高度プロフェッショナル制度の創出、そして裁量労働制の拡大を1つの法案にしたことは、一本化したことは極めて遺憾だと考えています。すでに民進、そして自民の国対委員長会談で法案の分離を求めておりまして、民進党としては引き続き分離を強く求めていきたいと考えております。 もう1点が北朝鮮問題について。北朝鮮がミサイル発射、核実験を繰り返し、これに対して現在、国連で真剣な議論、協議が続いております。北朝鮮の挑発行為については、断じて許すことはできず、厳しい対応が必要と考えております。こうした問題に与野党はないと考えておりまして、わが党としても政府をしっかりサポートしていきたいし、また政府においては米国、韓国などと連携を密にして、国際社会が適正な制裁を判断できるように調整を行っていきたいと考えております。以上です。 司会:それでは質疑に入りたいと思います。冒頭の幹事長の発言部分、北朝鮮、働き方改革、東日本大震災等に関してございましたら先に受けたいと思います。いかがでしょうか。