5大総合商社、「資源バブル」の先に見えた重大課題とは?
三菱商事、三井物産の純利益は初の1兆円の大台を超えた(写真:梅谷秀司、尾形文繁)
総合商社は資源バブルの先に、成長ストーリーを示すことができるのか。 5月9日、5大総合商社の2023年3月期連結決算が出そろった。三菱商事(8058)の純利益は1兆1806億円(前期比25.9%増)、三井物産(8031)が1兆1306億円(同23.6%増)と、総合商社で史上初めて純利益が1兆円の大台を突破した。 住友商事(8053)、丸紅(8002)はそれぞれ5651億円(同21.9%増)、5430億円(同28%増)で着地。相対的に資源ビジネスの比率が低い伊藤忠商事(8001)は、8005億円で唯一、同2.4%の減益となった。
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森 創一郎