おすすめ防災グッズを調べていたら「家族写真」の文字が。一体どのようなメリットがあるの?
家族写真を防災グッズに含めておくことは、内閣府防災情報や市町村などの自治体でも推奨されています。そのため、防災グッズの見直しで必要なものを調べていて、家族写真という言葉を目にする方も増えていることでしょう。 今回は、防災グッズに家族写真を入れておくメリットについて紹介します。防災グッズの再確認をするときは、ぜひ家族写真の大切さを思い出してください。
防災グッズで家族写真を準備するメリット
もしも被災してしまったとき、家族写真が手元にあると2つのメリットがあります。 災害は家族が同じ場所にいるときに起こるとは限りません。また、スマートフォンに保存されている写真は、充電切れで見られなくなってしまうことが懸念されます。 非常時への備えだからこそ家族写真のメリットを理解し、ぜひ活用できるよう準備しておいてください。 ■家族を探しやすくなる 防災グッズに家族写真を入れておけば、被災したときに家族を探す大きな手がかりにできるというメリットがあります。 家族写真の準備は、内閣府防災情報で入手できる「パーソナルカード」でも推奨されています。被災地では安否情報が入り乱れるため、正確な情報を伝えられなければ家族を探すことが難しくなってしまうからです。 家族写真があれば、家族の特徴や雰囲気などを第三者に伝えることが容易で探しやすくなります。なお、家族写真の裏には名前を記入しておくことをおすすめします。子どもやペットなど、意思表示が困難な家族がいる場合は、特に家族写真の準備を意識しておいてください。 ■家族写真が心の支えになる 家族写真は、情報源となるだけでなく、家族と離れて避難を余儀なくされたときの心の支えにもなります。 札幌方面浦河警察署では、防災セットのプラスαとして写真を紹介しています。避難所で気が滅入ってしまいそうなとき、写真が心の支えになると考えられるからです。 近年、自治体が配布している防災カードには、家族写真を貼るスペースが確保されるようになってきています。防災グッズを確認する際は、ぜひ家族写真を貼った防災カードを準備しておいてください。