残業が多いのはどんな時? 残業を増やさないためにできることとは
毎日定時に上がれていない場合の残業代は?
定時に上がれず残業になった日は、働いた時間に応じて残業代が支払われます。ここでは、毎日1時間または2時間残業している場合の残業代を計算してみましょう。東京労働局によると、勤務先の1日の所定労働時間が8時間のとき、残業代は以下の式で算出できます。 残業代=時給×1.25(割増率)×時間外労働(時間) また、時給は以下の計算式で求められます。 時給(円)=月給(円)÷月の所定労働時間の合計(時間) 例えば月給30万円、月の所定労働時間が168時間の人の時給は約1785円です。この人が1日1時間残業している場合の残業代は、1ヶ月を20営業日と仮定すると4万4625円です。 4万4625円=1785×1.25×20 また、同じ条件で1日2時間残業すると8万9250円の残業代が支払われます。 8万9250円=1785×1.25×40
残業代より休息なら上司に相談しよう
疲労は仕事の効率を悪化させるため、残業を慢性化させる原因になることもあります。「仕事が多すぎる」と相談するのは気が引けてしまうという人もいるかもしれませんが、相談しないでいると、逆に周りに迷惑をかけてしまう可能性もあるでしょう。休息が必要だと感じたら、早めに上司に相談することを検討しましょう。 出典 東京労働局 しっかりマスター 労働基準法 割増賃金編 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部