ラリージャパン2024、DAY2金曜日はトラブル続出 ポイントトップのヌービル選手が沈み、トヨタ勢トップはエバンス選手の2位に
ラリージャパン2024のDAY2となる11月22日、SS2 Isegami's Tunnel 1からSS9 Okazaki SSS 2まで8つのSS(スペシャルステージ)が行なわれた。1日をつかってラリーが行なわれるフルデイの金曜日だが、チャンピオンシップポイントで首位を走る11号車 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ(ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID)が速度が出なくなるトラブルに見舞われるなど、波乱の1日となった。 【画像】18号車 勝田貴元/アーロン・ジョンストン(トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) シリーズチャンピオンドライバー・コドライバー争いは、8号車 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤと、ヌービル選手のヒョンデ勢に絞られているが、ヌービル選手の後退により、順調にDAY2首位に立ったタナック選手が極めて有利になった。 15ポイント差で逆転マニュファクチャラーズチャンピオン獲得を目指すTOYOTA GAZOO Racingは、18号車 勝田貴元/アーロン・ジョンストン(トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID)と、17号車 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデが、いずれもSS2でパンク。序盤から出遅れることとなった。 33号車 エルフィン・エバンス/スコット・マーティンは、ポジションを上げ総合2位でDAY2を終えた。 タナック選手は安定して速く、タナック選手をトヨタ勢が超えられるかが、マニュファクチャラーズチャンピオン獲得のポイントとなる。 DAY2 SS9終了時点 1位 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ(ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID)1h26m17.6s 2位 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン(トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID)+20.9s 3位 アドリアン・フォルモー/アレクサンドレ・コリア(フォードPUMA Rally1 HYBRID)+1m53.9s 4位 勝田貴元/アーロン・ジョンストン(トヨタGR YARIS Rally1 HYBRID)+1m54.0s 5位 セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ(トヨタGR YARIS Rally1 HYBRID)+2m15.6s
Car Watch,編集部:谷川 潔