【今さら聞けないMacの便利テク】フリーズ、通知音etc. 困った時に役立つ5つの操作
3. 編集をミスして保存したファイルのバージョンを戻す
ファイルを編集している際、誤った編集操作を行なった後に保存をしてしまった場合、まだ諦めなくて済むこともあります。アプリケーションによっては、ファイルを以前のバージョンに戻せるからです。 例えば、画像データに誤った加工を加えてしまった場合、「ファイル」から「バージョンを戻す」を選び、「すべてのバージョンをブラウズ」を選択しましょう。次画面で、過去のバージョンを確認して復元することができます。 この手のバージョンを戻す機能は、ドキュメントやプレゼンテーションの重要な部分を誤って変更してしまった場合にも便利です。普段使っているアプリケーションがこうした処理に対応しているかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。
4. 変な予測変換を解消する
入力したテキストの予測変換が想定したものと大幅にずれてしまうと、作業能率が下がってストレスにつながりがちです。こうした予測変換うまく機能しない場合には、キーボードの変換学習をリセットすると、具合が良くなることもあるので、手順を覚えておきましょう。 「システム設定」から「キーボード」を選び、「入力ソース」欄にある「編集」をクリック。次画面で「日本語 - ローマ字入力」を選び、画面下部にある変換学習の「リセット」を選ぶことで、予測変換のリセットが行われます。
5. バッテリーの消耗具合の詳細を確認する
MacBookのバッテリー持ちが異常に短いと感じた場合には、内蔵されたバッテリーが消耗している可能性が高いです。バッテリーの消耗具合をチェックすることで、バッテリー交換の必要性を確認できます。 [Option]キーを押しながら、メニューバーにあるリンゴのアイコンをクリック。上部に表示される「システム情報」をクリックしましょう(※似ていますが「システム設定」ではありません)。次画面で「電源」タブを開くと、充電サイクル数などを含めた詳細なバッテリーの状態を確認できます。 例えば、筆者のMacBookでは、「状態情報」の欄の「状態」を見ると、「修理サービス推奨」と表示されてしまっています(この推奨の表示自体は、メニューバーの電源アイコンから、あるいはシステム設定の「バッテリー」画面などでもチェックできます)。また、放電回数は605回だとわかります。早くバッテリーの交換等を依頼すべき状態です。 これらの操作を知っておくことで、いざ困ったときに迅速に対処できるようになります。全てを覚えておくのが無理でも、ブックマークやメモをとっておき、何かあったときにすぐ参照できるようにしておくと便利です。
<文/井上 晃>