名城大学祭に「赤崎教授ノーベル賞コーナー」特設/愛知
10月7日、名城大学(名古屋市天白区)の赤崎勇終身教授がノーベル物理学賞を受賞。それを記念し、10月31日から開催中の名城大学祭では「ノーベル賞コーナー」が設置されている。 LEDの研究装置や赤崎勇終身教授が携わった研究をパネル展示で紹介。とくに2014 年7 月、日本学士院賞・恩賜賞の授賞式に先立ち、赤崎終身教授が天皇皇后両陛下への説明で使用したLED 装置は、なかなかお目にかかれない貴重な代物だ。ほかにも受賞当時の新聞紙面の展示や、記念写真用の赤崎勇終身教授の等身大パネルもあり、ノーベル賞受賞という偉業の素晴らしさを体感できるコーナーとなっている。 また、ノーベル賞受賞記念の冊子を無料配布しており、より理解を深めることも。31日の午後からはクリアファイルも無料配布し、どちらも先着順。この機会に知見を広めてはいかがだろうか。
赤崎勇終身教授は青色発光ダイオード(LED)を開発し、その功績が認められ、名古屋大学の天野浩教授らとともにノーベル物理学賞を受賞。 「ノーベル賞コーナー」は名城大学天白キャンパスの共通講義棟北1階学生ホールに設置され、大学祭が開催されている11月1日19時まで見ることができる。 ※赤崎勇終身教授「崎」の字は、立に可が正式表記