烏野vs音駒の名勝負を“もう一回”味わおう!「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 」展が開催【レポ】
「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」展が、2024年12月27日(金)~2025年1月22日(水)の期間、東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて開催中。名シーンだらけの『ハイキュー!!』の中でも高い人気を誇るエピソードの一つ、烏野高校 VS 音駒高校、通称“ゴミ捨て場の決戦”の興奮を肌で感じられる展覧会の様子をお届けします! 【フォト】「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」展の様子を見る (※以下、本文にて本イベントの展示内容について言及、また作品内容に触れている箇所があります。読み進める際はご注意下さい。) ◆あの熱戦を「もう一回」!原画と映像で味わう“ゴミ捨て場の決戦” 『ハイキュー!!』は2012年から2020年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載された、古舘春一によるバレーボール漫画の金字塔。連載終了後もその人気は留まるところを知らず、2024年2月16日には、ファン待望の“ゴミ捨て場の決戦”を描く新作アニメが『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 』として公開されました。本作はTVアニメの続編を描く劇場アニメ2部作の1作目として大ヒット、興行収入115億円超を記録しています。 本展はこの映画をテーマとした初めての展覧会。東京での開催後は、金沢(香林坊大和)、大阪(阪急うめだ本店)などでの巡回が予定されています。 今回の会場である銀座松屋は地下鉄から直結。改札から銀座松屋までの通路にもキャラクターたちのポスターが掲出されており、会場に着く前からテンションが上がります。 会場につくと、まずスコアボード風カレンダーが目に入ってきました。来場記念にぜひ写真を撮っておきたいスポットのひとつですね。エントランスに入ると、日向翔陽と孤爪研磨が出会った生け垣とフェンスがあり、2人の出会いのシーンの映像とともにお出迎えしてくれます。 両校を象徴する烏と猫が睨み合う間をくぐって進んでいくと、ここからは両校の歩み、そして日向と出会ってからの研磨の成長を追体験できるコンテンツが待ち構えていました。 ユニフォームや大迫力のキービジュアルとともに、両校の歴史が紹介されている通路を抜けると、オレンジ色のコートがなんとも目に鮮やかな選手紹介エリアに。コート上には両校選手のスタンディパネルが立体的に展示されていて躍動感満点!ついつい角度を変えて何度も眺めてしまいました。 その選手たちを眺める位置には、両校の応援席を再現したフォトスポットも。背景もちゃんと体育館の座席になっているので、よりいっそう烏野VS音駒の試合観戦に来たという気分を味わえます。 パネルによる選手紹介のあとは、いよいよ試合開始!コートを抜けた先には、第1セット、第2セットの名シーンの原画が展示されていました。滴る汗の1滴までこだわり抜かれた細かな指示コメントが書き込まれていて、じっくり読んでいるとあっという間に時間が溶けていきました。 音駒高校の戦略「鳥かご」を想起させるセットや、来場者が“日向化”してしまう(!?)デジタルコンテンツなどもあり、所狭しと作品の世界観を楽しめます。 第3セットエリアの前に現れたのは、幼馴染である研磨と黒尾鉄朗の幼少期エピソードのエリア。原画や映像だけでなく、研磨の部屋を覗けちゃうセットも設けられており、研磨好きにはたまらないはず! そして展示はいよいよクライマックス、第3セットへ。この試合は、一緒に合宿をして互いに高め合ってきた友でありライバルである選手たちの本気のぶつかり合いが見どころ。師弟関係でもある月島蛍と黒尾のミドルブロッカー対決や、似た者同士の田中龍之介と山本猛虎の熱い男気対決、西谷夕と夜久衛輔のリベロ対決などなど……。試合中に展開された熱いライバル関係を軸とした展示に、試合の興奮が蘇ります。 このエリアを抜けると、映像展示エリアが登場。試合終了のその瞬間が、展示会ならではの複数のモニターを使用した演出で上映されます。映画館でも迫力のあったあのシーンが、さらに臨場感のある仕上がりに。結果を知っていても、思わず手に汗握ってしまう展示となっていました。 試合の結末を見届けてから移動すると、白熱の試合から一転、さわやかな試合後のエリアが広がります。さらにエンディングエリアには、日向役の村瀬歩さんや研磨役の梶裕貴さんをはじめとしたメインキャスト陣の色紙展示や、展示会の感想を書ける寄せ書きコーナーも。展示会場を出る頃には、あらためてバレーボールって最高、『ハイキュー!!』って最高!という気持ちになっていました。 そして、ここからは財布との戦いとなる、物販エリアが広がります。30種類以上のグッズやコラボアイテムが販売予定。充実のラインナップなので、お出かけ前に欲しいグッズは目星をつけておいたほうがいいかもしれませんね。 展示会最初の地となる東京では、年末年始を跨いで開催される『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 』展。『ハイキュー!!』で終わって、『ハイキュー!!』で始まる年末年始にしてみてはいかがでしょうか。 (C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会
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