天日で熟す糖度65度の「王様」 岐阜の堂上蜂屋柿、生産ピーク
「干し柿の王様」とも呼ばれる岐阜県美濃加茂市の特産品「堂上蜂屋柿」の生産が最盛期を迎えている。同市蜂屋町の加工所では、約10センチもの巨大な柿が天日に干されている。 【写真】皮をむく前に追熟される「堂上蜂屋柿」=2024年11月27日午前11時53分、岐阜県美濃加茂市、小玉重隆撮影 干されているのは「堂上蜂屋」という、この地方が特産の渋柿。大きく育てるために、一つの枝に1個だけを残して摘果される。皮をむき、約30日ほど寒風と天日にさらす。出来上がった干し柿の糖度は、65度にも達するという。 JAめぐみ野によると、販売は予約制。12月1日から電話とインターネットで予約を受け付ける。問い合わせは、0120・882・731へ。(小玉重隆)
朝日新聞社