飲食・アパレル・野球…沖縄に恩返し 元プロ野球選手の大嶺祐太(36) 二兎を追う
■複業は「パラレルキャリア」
働き方改革が浸透した近年、本業のほかに仕事を持つ「副業」とは一線を画し、複数の仕事を並行して取り組む「複業」という生き方にも注目が集まっている。
副業が「本業に加えて収入を得る手段」として使われるのに対し、複業は「パラレルキャリア」ともいわれる。米経営学者のピーター・ドラッカーが提唱したとされ、非営利組織を立ち上げたり、ボランティアをしたりと、収入を伴わない活動も含まれる。
自身の経験などを武器に、自律的にキャリアを形成していくというニュアンスもある。
会社などの組織に属さず、フリーランスで仕事をする人も増えている。人生の軸足を「成し遂げたい目的」に置き、そのために複数の仕事・活動に邁進し、可能性を広げていく。そんな生き方が、今後も増えていくことが予想される。