マエケン語った!名球会入りまで35勝「引退を考えるタイミング…ここしかない」 親友への思いも
広島の秋山翔吾外野手(36)がパーソナリティーを務める文化放送の特番「秋山翔吾の打って守ってしゃべります」が3日午後2時半から放送され、秋山の大親友であるタイガースの前田健太投手(36)がゲスト出演。名球会入りと現役引退について語った。 【写真】最高の笑顔3ショット!2020年、坂本2000安打特別ライトアップ。オレンジ色にライトアップされ中央に「祝HAYATO」の文字が光る東京タワーの前でポーズをとる(左から)秋山翔吾、坂本勇人、前田健太 “ラジオ大好き”の秋山が念願をかなえて始まった番組も今回が4回目。大の仲良しである前田は2年連続2度目のゲストとして出演した。 秋山が愛情たっぷりな声でコールした「健太なら分かるよね?クイズ秋山翔吾!」に「任せてください。秋山翔吾の全てを知ってますからねぇ~」とマエケンがうれしそうに豪語するなど相変わらず仲の良さを見せた同学年の2人。新春からリスナーをほっこりさせたが、37歳となる今季以降についての話になると、当然ながら真面目にトークした。 メジャー移籍10年目となる2025年シーズンに向けて「まずは10年をしっかりやり遂げたい」「メジャーを10年やるって結構大変なこと」と気合を入れ直したマエケン。 現在日米通算165勝で、名球会入りの条件である200勝まではあと35勝と迫っている。同学年の“88世代”ですでに名球会入りしているのは巨人の坂本勇人内野手(36)だけで投手はゼロ。楽天から巨人入りした田中将大投手(36)が日米通算197勝とあと3勝に迫っているものの、寂しがっている坂本のためにも名球会入りは大きな目標だ。 「僕の今後のプロ野球人生において、これ以上の目標が出てくることはないし、俺が。ここをモチベーションに恐らく引退まで頑張るというか。ここを達成した時に自分がもう引退するのかっていうところの考えにたどり着くというか。自分がキャリアの中で引退を考えるタイミングっていうのはここしかないかなって。達成できなかったら、恐らく達成するまでもう必死に頑張ると思うんですけど、終わったあとに達成感でもういいやって思うのか、ここからもうひと踏ん張りって思うのかっていうのは、そのタイミングでしかないかなと思うからちょっと頑張りたいなと思う」 坂本については「勇人が入ってるわけやん、2000本安打で。勇人も“同級生”いてほしいって、やっぱ寂しいっていう話もあったから」とし、「田中将大があと3勝でほぼ確実なところにいて。あとは近いってなるとアキ(秋山)が200本(残り206安打)。で、次、多分俺で35勝とかで」「(名球会に)自分も入って、(88世代と)一緒にそういう時間を過ごしたい。ちょっと頑張りたいよな、ここは」と決意をにじませた。 そして、大親友・秋山の名球会入りまであと206安打ということについては「2000本安打打ってるとこ見たいなぁ~」としんみり。 「やっぱ今年打たないでほしいか…。今年アメリカだからさ、俺。直接は見れないよねぇ~。それ終わればまだどうなるか分からないけど」と無限の“翔吾愛”をさく裂。「楽しみやな。泣くんかな」と“その時”を待ちわびていた。