藤田菜七子騎手を騎乗停止に スマホの不適切使用でJRA
日本中央競馬会(JRA)は10日、スマートフォンの不適切な使用事実が判明したとして、藤田菜七子騎手(27)を裁定委員会の議定があるまで騎乗停止処分とすることを決めた。この日午前、茨城県の美浦トレーニングセンターで本人に事情聴取を行ったところ、事実を認めた。 藤田騎手は2023年4月ごろまで複数回にわたって調整ルームの居室内にスマホを持ち込み、通信していたという。 16年3月にデビューした藤田騎手は、19年のカペラステークス(G3)で日本人女性騎手初のJRA重賞制覇。これまでJRA女性騎手最多の通算166勝を挙げている。