最多63店、富山中心部にぎわい 今年最後のトランジットモール
富山市中心部の大手モールで24日、歩行者と路面電車のみが通行できる「トランジットモール」が行われた。今年最後の開催となり、飲食、雑貨など過去最多の63店が出店し、観光客や家族連れが散策しながら秋の味覚や買い物を堪能した。 富大吹奏楽団や桐朋アカデミーが初めて演奏会を開き、通り沿いに軽やかな音色が響いた。自衛隊富山地方協力本部による能登半島地震、奥能登豪雨の被災地への自衛隊派遣のパネル展示も関心を集めた。 トランジットモールは富山市主導で全国に先駆けて2017年に社会実験として始まった。今年度から民間主導に移行し、富山新聞社に事務局を置く富山トランジットモール実行委員会が運営の中心となる。 次回は来年3月23日に行われる。