注目の“去就”は…?いまだ所属なしの大物(5)巨人→中日から“戦力外通告”も…?
2024年オフのストーブリーグは、フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也、石川柊太、九里亜蓮、茂木栄五郎がそれぞれ国内他球団でのプレーを決断。大きな盛り上がりを見せている。その一方で、去就が決まっていない大物選手もまだまだ存在する。そこで今回は、今後も動向が注視されている去就未定の大物選手を紹介したい。
中島宏之
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/90kg ・生年月日:1982年7月31日 ・経歴:伊丹北高 ・ドラフト:2000年ドラフト5位 今季は代打の切り札として活躍が期待されたが結果を残せず、戦力外通告を受けた中島宏之。現役続行を希望しているが、来季の所属球団が決まっていない状況だ。 伊丹北高から2000年ドラフト5位で西武ライオンズに入団。高卒4年目となる2004年に133試合出場と大きく一軍での出場機会を増やし、正遊撃手に定着した。 2008年には124試合に出場し、打率.331、21本塁打、81打点、出塁率.410をマーク。最高出塁率のタイトルに輝いた。 翌2009年に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、侍ジャパンの正遊撃手として世界一に貢献するなど、球界を代表する存在に。 2012年オフには海外FA権を行使し、メジャーリーグのオークランド・アスレチックスへ移籍。その後はオリックス・バファローズでの日本球界復帰を経て、2018年オフに読売ジャイアンツに加入した。 加入2年目には100試合に出場し、打率.297、7本塁打、29打点の活躍。しかし、翌年以降は徐々に出場機会を減らし、昨オフに戦力外通告を受けた。 今季は中日ドラゴンズでプレーしたが、15試合の出場で無安打と振るわず。再び戦力構想外となり、去就が注目されている。
ベースボールチャンネル編集部