「メルセデス乗りでなくても身に着けられるところが素晴らしい!」 スポーティなカラーリングのドライバーズ・ウオッチ「IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41」
チームカラーのグリーンで針やインデックスを彩ったブラックダイアルがポイント!
クルマ好きの心の琴線に触れるドライバーズ・ウォッチ10本をエンジン時計委員が推薦する。機能で選ぶか、それともデザインで選ぶか。さあ、春のドライブにどのモデルと出かける? 5本目の今回は、メルセデスF1チームとコラボレーションしているIWCのクロノグラフグ、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 メルセデス-AMG ペトロナス フォーミュラワン チーム」を取り上げる。 【写真6枚】チームカラーのグリーンが映えるIWCのパイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 メルセデス-AMG ペトロナス フォーミュラワン チームを写真でチェック! ◆勝利を目指す気持ちが響く 篠田哲生 長年F1を見ているが、メルセデスF1チームには感心させられる。2022年シーズンに登場した“ゼロポッド”をすぐには失敗作とせず、翌年は改良型を導入。それでもダメとなればすぐにコンセプトを刷新する。挑戦もするが撤退や変更も厭わぬ考えは、まさにエンジニアリング至上主義だからこそ。IWCもまたエンジニアリングへの思いは強い。ゆえにこのコラボの魅力は深い。 ◆コラボモデルには思い切りが大切 細田雄人 定番パイロットウォッチが、いかにもメルセデス-AMG F1なカラーに身を包むことで、一気にモータースポーツやドライブにも似合う時計に変身! 特定の車種を連想させる時計は、そのクルマのオーナー以外は着けづらかったり、購入を躊躇したりすることも……。でも対象がF1まで突き抜け、ここまで色使いを徹底すれば、そんなの気にならない。コラボモデルには思い切りが大切という好例だ。 ◆パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 メルセデス-AMG ペトロナス フォーミュラワン チーム 2022年のF1マイアミグランプリ開催に合わせて誕生したこのクロノグラフは、2013年から同チームの公式エンジニアリング・パートナーを務めるIWCとしては初の公式ウォッチ。チームカラーのグリーンで針やインデックスを彩ったブラックダイアルや、鮮やかなラバーストラップがパイロット・ウォッチに従来とは異なるスポーティルックを生み出す。自動巻き。チタン、ケース直径41mm、10気圧防水。123万2000円。Eブティック限定販売。 (ENGINE2024年4月号)
ENGINE編集部
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