「バカなの?」「はい論破」…無意識に攻撃を仕掛けてくる人の口を封じる3つの短い"切り返しフレーズ"
嫌味や悪口、マウンティング、ハラスメントの攻撃を仕掛けてくる相手に対して、うまく言い返すにはどうしたらいいのか。コミュニケーショントレーナーの司拓也さんは「上手な言い返し方には7つのテンプレートがある」という。今回は、説明責任追求型のフレーズを紹介しよう――。 【この記事の画像を見る】 ※本稿は、司拓也『嫌われずに「言い返す」技術』(フォレスト出版)の一部を再編集したものです。 【「言い返し」テンプレート】 ■説明責任追求「『どういう意味?』と聞く。たったそれだけ」 最強の問いかけ「どういう意味ですか?」 「どういう意味ですか?」は、相手に疑問を投げかけるフレーズであり、相手に言葉の意味や背景を説明させるための有効な手段となります。 この問いかけは、相手が無意識に投げかけた言葉や、理不尽な言葉攻めに対して、その言葉の意味や根拠を具体的に説明するよう要求していることになります。 ---------- 相手 バカじゃないの? あなた それってどういう意味ですか? 相手 はい! 論破。 あなた え? それってどういう意味ですか? 具体的に教えてください。 相手 どういうことだ! 説明しろ! あなた どういうことってどういう意味ですか? 詳しく教えてください。 ---------- 笑顔でニコッと、もしくは、低くドスの効いた声で、間髪入れず、 「え? それってどういう意味ですか? 教えてください」 と伝えましょう。「間髪入れず」がポイントです。イメージとしては、漫才のツッコミのイメージです。相手の言葉に傷つく間もつくらない勢いで、「どういう意味⁉」とツッコミを入れるのです。 自分の発した感情的な言葉の背景を具体的に「こういうことだよ」と説明するのは難しいものです。相手は「そのままの意味だよ」とか「そんなこともわからないの?」と反論するかもしれません。しかし、こちらも譲らず、具体的な意味を求めて、メモを取りながら追及してみましょう。