新入幕の獅司が初日白星「うれシシです」 ウクライナ初の幕内力士「お客さん多くて緊張」も好発進
◆大相撲 ▽九州場所初日(10日・福岡国際センター) 新入幕の東前頭16枚目・獅司(雷)が、白星スタートを決めた。西同15枚目・時疾風との一番は、2度目で立ち合い成立。得意の左を差して動きのいい相手を捕まえると、右前まわしも取って頭もつけながら寄り切った。 ウクライナ出身初の幕内力士は「自らの喜びを表現するときに使う“持ちネタ”の「うれシシ(獅司)です」と笑顔を見せた。幕内の土俵は「十両よりも、お客さん多いです。ちょっと緊張しました」と驚きの表情で語ったが、堂々の内容だった。今後に向け「勝ち越したら(本当の)うれシシです」と誓っていた。
報知新聞社