負傷交代の平河悠…プレー続行も自ら交代を選んだ理由「悔しかったけどやめました」
[7.24 パリ五輪GL第1節 U-23日本 5-0 U-23パラグアイ ボルドー] 【写真】伊東純也がイメチェン「やっぱこうでなくちゃ」「カッコいい」 好調をのぞかせたが、前半23分に負傷交代となった。U-23日本代表FW平河悠(ブリストル・C)はMFウィルダー・ビエラに右足を踏まれた。プレーを続行したが、10分後には座り込んで担架で運ばれた。チームドクターの指示ではなく「最終的には自分の判断」と交代理由を明かした。 右足首を強く踏まれた。踏んだ相手はレッドカード。平河はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックの間も痛みに苦しんでいた。「一回立ってみてステップを踏んで、痛いけど行けるかなと思った」。そのままプレー続行したが、最終的に自らの判断でプレーをやめた。 「相手が10人になって、時間帯も時間帯だった。ここで無理して悪化させるより100%でできる人を交代で出して、次の試合に向けてと頭のリセットができたので。この痛みだったらやめようと思った。悔しかったけどやめました」 背後からの強襲はめったに感じることのないものだった。「日本ではない。国際試合ではよくあると思うが、まさかこんな来るとは思わなかった。ちょっと避けれなかったので悔やまれる」。短いプレー時間に悔しさをにじませた。 自身へのファウルで1人退場し、数的優位に試合を運んだ。「この足が犠牲になったけど」と前置きながら「勝ちにつながったのはよかった」。試合後、痛みのなかでも自らの足で歩き、取材陣の質問に応えた。怪我の状態はまだわからないという。