芸歴1年目で『THE W』決勝!大注目コンビ・はるかぜに告ぐ、決勝後の反響に驚き「元カレから連絡が…」
コント漫才はトラウマ?
――しゃべくり漫才のテンポ感も気持ちよかったので、芸歴1年目とは驚きでした。 といろ むしろ、コント漫才は難しそうで、できる気がしないです。 とんず 演技ができないというか、テンポが難しいというか。といろさんと組む前はコント漫才しか書いてなかったんですけど、いろいろあってイップスみたいになって書けなくなったんですよ。あれがちょっとトラウマっぽくなってて。 といろ でも、THE Wの2本目でやる予定だったネタは、しゃべくりとコントの間じゃないけど、けっこう動きもあるネタやって。 とんず ちょっとずつ動きのあるネタもやるようにはなってきてるな。THE Wの準決勝に向けて作家さんにネタ見せしてアドバイスをいただく機会があって。その作家さんが元芸人さんなんですよ。 といろ もともとコントをされていた方なので、動きの面でもアドバイスをくださって。 とんず あれでだいぶよくなったよな。その人の動き、ホンマおもろくて。ケータイで撮った動画を見ながら練習しましたね。 といろ ユニークな動きって難しいよな。 とんず めっちゃ勉強したけど、全然あれやったな。何が違うのかわからん。THE Wが終わったら、そのネタ見せもなくなったので寂しいですね。
顔ファンはアリだけど
――THE W決勝後の反響はどうですか? といろ YouTubeは登録者数4000人から一気に2万人に増えました(2024年2月現在、3万人超)。メディアに出させていただく機会も急に増えました。 とんず 劇場の先輩たちも「よかったよ!」って言ってくれてうれしいです。というか、そもそもTHE Wに出てるよしもとの先輩たちも、ゆりやん(レトリィバァ)さんとか、紅しょうがさんとか、スパイクさんとか、すごい人たちやないですか。 といろ もう会えるだけですごいというか。 とんず そうそう。会えるだけでうれしいのに、「よかったで」とまで言ってもらえるのが不思議な感覚で。でも、芸人として認められた感じはめっちゃうれしいです。この前、ハイヒールさんとも仕事させてもらったんですけど。 といろ モモコさんは初めましてでした。リンゴさんは、定期的に女芸人ライブを企画してくださるので、お会いしてたけど。 とんず あいさつさせてもらったら、おふたりとも「よかったね」って言ってくださった。 といろ なんのことかわからなくて、最初「何がですか?」って聞いちゃいました。 とんず 「THE Wやろ、そら観るよ」ってな。あと、元カレから連絡が来たときは「これは売れるな……」って思いましたね。 といろ 気が早いな(笑)。私は同級生からメッセージが来ましたね、8人くらい。芸人になったことは親にしか言ってなかったんで、気づかれてびっくりしました。でも、誰もTHE Wの放送は観てないんですよ。「LINEニュースで見たよ」って(苦笑)。 とんず ネットニュース困るよな! 私らも知らないニュースを親が読んでたりするから。YouTubeの企画ですっぴんからメイクした動画があるんですけど「『小峠』『ピクミン』が変化『男子には絶望を』」って見出しでネットニュースにされてな。 といろ その動画がこないだテレビでもさらされてて……ここまで広がると思ってなかったから、さすがにびっくり(苦笑)。 ――とはいえ、「めちゃめちゃかわいい」「肌きれい」という反響も多かったですよね。 とんず それは芸人やから下駄履かせてもらってるだけです。そもそも「すっぴんが小峠(英二)さんに似てる」っていうの自己評価なんで。かわいいって言われても「ウソつけ!」と思うだけ。日本が心配になります。 ――とんずさんはライセンスの藤原一裕さんの“顔ファン”になったところから、お笑い好きになったそうですが、ご自身に顔ファンがつくことはどう思いますか? とんず アリですね。私も人を好きになるときは顔も重要なんで。