ホンダが新型「X-ADV」を発売|モデルチェンジで鋭い顔つきに! クルーズコントロールを新採用
外装にバイオプラスチックを採用、ボディカラーは3色の設定
ホンダは2024年12月12日、大型クロスオーバーモデル「X-ADV」の2025年モデルを全国のホンダドリームで発売した。 【写真はこちら】新型「X-ADV」の全体、カラーは3色 ホンダ「X-ADV」の初代モデルは2017年4月に発売された。アドベンチャースタイルのボディに、DCTを採用した745cc並列2気筒エンジンを搭載する。その独創性はモデルチェンジを経ても変わらず、ATアドベンチャーを求めるユーザーに支持されてきた。現在はAT限定の大型自動二輪免許でも運転可能だ。 従来型は2021年3月に販売開始された。そのため今回のモデルチェンジは、3年9カ月ぶりとなる。 新型「X-ADV」は、エンジンやフレームは従来モデルを踏襲しており、装備群をアップデートした。 ヘッドライトは、デイタイムランニングライトとウインカーを内蔵した新設計のものを採用。これによりフェイスデザインが変わり、従来モデルよりも鋭い顔つきとなった。 外装には二輪車として初めて着色済みのバイオエンジニアリングプラスチック「デュラビオ」を一部に採用。またホンダ製四輪車の廃棄バンパーのリサイクル材も使用しているという。これはホンダの二輪車では初の施策だ。 DCTの制御はアップデートされ、クラッチのより優れた応答と繊細な接続が可能になった。そして新たに、クルーズコントロールを装備。5インチのTFTメーターを操作するスイッチも十字キータイプの「マルチファンクションスイッチ」に変更された。メーターにはスマートフォンとの連携機能「Honda RoadSync」を備えている。 細かな部分では、シート下ラゲッジスペース内のライトの位置変更と光量アップ、5段階で高さ調整ができるウインドスクリーンの機構の見直しなども施された。 ボディカラーは「マットゴールドフィンチイエロー」「マットディープマッドグレー」「パールグレアホワイト」の計3色が用意された。マットゴールドフィンチイエローは、欧州で先行発表されていた「X-ADVスペシャルエディション」と同様のグラフィックだと思われる。 車両価格は、マットゴールドフィンチイエローのみ税込147万1800円。その他のカラーは税込143万8800円。
webオートバイ編集部