「不倫騒動を挽回」とやる気満々の国民・玉木代表 謝罪会見後に石破首相と党首会談 「しっかり政治やって」と橋下氏
■「古いゾンビのような税制を改めて、新しい時代に適用したものへ」
この国民民主党の訴えを、「どこまで自民党がのむのか」ということにもなる。 橋下徹さん:駆け引きの話の前に、玉木さんちょっと最近、主張をかなり修正をしてしっかりメッセージ出していただきたいと思ったのが、これは103万円の壁っていうのは、働いてる本人の非課税枠を増やすだけじゃなくて、これ僕も大学生の子供いるんですけども、本人じゃなくて親の扶養控除が外れるっていうことが大変な問題。 特に特定扶養控除は大学生が多いですから、これ非課税枠を増やすだけじゃなく、いま玉木さんも主張されてますけど、特定扶養控除、扶養控除を外さないということもワンセットでということでいいんですよね。 国民民主党 玉木雄一郎代表:きょうは、石破総理にワンセットで要求しました。働いている学生の税負担を下げることと同時に、その親の税負担が103万超えると、63万円の特定扶養控除が外れてしまうので、親の負担がむしろグッと上がるんですね。 セットで考えないと、結局いくら本人の税負担下げても、父さんお母さんの負担が増えると思って、103で抑えようとする学生さんいっぱい出てきますから、19歳から23歳ですけども、セットでわれわれは引き上げていきたい。 橋下徹さん:これは基礎控除引き上げっていう話が、扶養控除のところの引き上げで、これは特定扶養控除大学生を持ってるお父さんお母さんの扶養控除だけじゃなくて、もう一つの配偶者の方の扶養控除も引き上げていくということでよろしいわけですね? 橋下徹さん:もう1つ。自民党との駆け引きのところは、まだここで結論を出せないと思うんですが、野党の数というところも考えて、全部100点満点、自分たちの主張を通そうというのも、やっぱこれもちょっと違うと思うので、どこがミニマム絶対ラインなのか。 僕は消費税のところは、玉木さんの主張を考えると、ちょっとこれは柔軟に考えてるのかなと思っていて。103万円とトリガー条項ガソリン税のところ、これはもう最低、これだけは絶対認めてもらわなきゃいけないっていうことでいいんですか? 国民民主党 玉木雄一郎代表:最優先課題の2つであることは、間違いありません。いずれも税制の問題で、103万の基礎控除の水準が決まったのは1995年、29年前。ガソリン税の暫定税率は1974年、50年前ですから。30年前、50年前の古いこのゾンビのような税制を改めて、新しい時代に適用したもの、あるいはインフレ時代に適用したものに変えていこうというのが、私たちの主張。 これは一定の合理性があると思います。ぜひこの2つは、年末の税制改正、今月が山だと思いますけれどもここでぜひ果実を取りたいと思います。 橋下徹さん:裏を返すとこの2つを取れれば、補正予算には賛成ですか? 国民民主党 玉木雄一郎代表:はい大きな要素にはなると思います。 橋下徹さん:そうすると予算案はまた別。この2つを取ったら、予算案、防衛増税も賛成になるんですかね? 国民民主党 玉木雄一郎代表:これ1つ1つですね。政策ごとに判断して行きたいと思っています。 (関西テレビ「newsランナー」2024年11月11日放送)
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