ボロボロの廃墟を10万円で購入→“DIY初心者”の夫妻が10カ月かけてリノベーションしたら…… 衝撃的なビフォーアフターが話題
10万円でボロボロの廃墟を購入し、10カ月かけてセルフリノベーションしたら……。衝撃的なビフォーアフターを収めた動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で7万7000回以上再生されています。 【画像】リノベーション後
ファッションデザイナーだった2人が……
動画を投稿したのは、日本人のトモヤさんとオーストラリア人のシェリルさん夫妻。もともと東京に住んでいた2人はファッションデザイナーとして、6年間ファッションブランドを運営していました。ですが、都会の生活によるストレスと、人間関係の複雑さに悩まされることも多かったといいます。
目的のない旅に!
そんな生活をしていたある日、2人はデトックスのために目的のない旅行へと出かけました。そして18時間かけて徳島のウチノ海へと向かう途中で淡路島に出会い、「この場所だ!」という確信を得たそうです。 次の日、不動産屋に向かった2人は、何軒か回った後に紹介された10万円の廃墟に一目ぼれ。すぐに購入し、1カ月後には淡路島へと引っ越したのでした。 当時の2人はファッションデザイナーであり、リノベーションはもちろん、大工や家づくりをした経験もありませんでした。もちろん道具の1つも持っていなかったけれど、この空き家をセルフリノベーションして“美しくよみがえらせよう”という思いは持っていたと語ります。 しかし何十年も放置されていた空き家は玄関から家の中に入ることもできず、中に入るためには窓を通るしかなかったそうです。また家の中に入ってもほぼ外にいるような状態で、さらに雨漏りをしている、シロアリに食べられている、水道も下水もガスもないという、すさまじい状況だったのだとか……。 空き家があまりにもボロボロすぎて、誰に聞いても「無理」「可能性はない、解体するしかない」と、何度も言われたそうです。しかし瓦の屋根はとてもキレイだったことから、2人はずっと「可能性しかない」と信じていたといいます。 それから2人はファッションブランドを辞め、セルフリノベーションをスタート。近所の大工さんや応援してくれる人たちの力も借りて、“たった10カ月”で見事セルフリノベーションを成し遂げます。