「背番号10の選手を」 田中碧が所属する首位リーズ、昇格に向けて攻撃的MFの補強を検討か?「改善したいと考えている」
サッカー日本代表MF田中碧が所属するEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドが、今冬の移籍市場で攻撃的MFの獲得を検討しているようだ。イギリスメディア『Football Insider』が、現地時間3日に報じている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 ここまでリーグ戦25試合を終えて、15勝7分け3敗の勝ち点52を獲得しているリーズ。2位バーンリーとは勝ち点3差をつけて、首位に立っている。また、ここまでリーグトップの45得点を叩き出していることに加え、失点数も16とリーグ2番目に少ない数字となっている。攻守にバランスの取れた戦いを見せるリーズだが、昇格とリーグ制覇に向けて、新たな攻撃的MFの獲得を目指しているという。 同メディアは「リーズ・ユナイテッドは現在、1月の移籍期間中に背番号10の選手をクラブに迎え入れることに注力していると、情報筋がフットボール・インサイダーに語った」と報じた。続けて「ダニエル・ファルケ監督は、チームをプレミアリーグに復帰させるために努力を続けているなか、このポジションを改善したいと考えている」とした上で「ブレンデン・アーロンソンは、今シーズン主に10番の役割で出場しており、アメリカ代表としてもすべての試合に出場している。アーロンソンは7ゴールと2アシストを記録しているが、指揮官は、さらにオプションを増やしたいと考えている」と伝えている。 ボランチの位置は、センターバックもできるキャプテンのイーサン・アンパドゥの復帰と、田中とジョー・ロズウェルのこれまでのハイパフォーマンスにより、計算の立つ選手を複数擁しているリーズ。一方でやや選手層に物足りなさを残すトップ下の位置に指揮官は、新たな選手を加えたいと考えているようだが、昇格に向けて補強を成功させることができるか今後の動きに注目だ。
フットボールチャンネル編集部