京都・和食の祭典 京都市左京区岡崎の会場にぎわう
和食文化の魅力を伝えるイベントが、京都市左京区の岡崎公園で開かれ、多くのブースが売り切れるほど人気を集めました。「京都・和食の祭典2024」は、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「和食」や京都の食文化の魅力を体験してもらおうと、京都府が2015年から毎年開いています。ことしは、京都の料理人や専門学校で料理を学ぶ学生などによるブース19店が並び、会場には肉じゃがの出汁の香りやみたらし団子の甘い香りが漂いました。初日の24日は朝から多くの人が訪れ、京都の名店が提供する「大根炊き」や「粕汁」が昼ごろには売り切れるほど、にぎわっていました。また会場では石川県の自慢の逸品も販売され、石川県産の日本酒が試飲できるブースには人だかりができていました。石川県産業政策課の野崎祥一課長補佐は「能登は大変な状況だが、能登からもいろいろな物産が展示・販売されている。是非お越しいただき石川県を応援してほしい」と語りました。京都をはじめとした名産を味わえるこのイベントは、25日も開かれます。