スマホでフリック入力より高速と言われる「アルテローマ字入力」と「ターンフリック入力」の魅力
ターンフリック入力とは
一方で「フリック入力が得意」かつ「さらに素早く入力したい」ならば、おすすめなのがターンフリック入力です。ターンフリック入力は、従来のフリック入力をさらに拡張した入力方法。この方法では、濁点や半濁点を入力する際に特定のキーを押す必要がなく、最大で3文字をワンアクションで入力することが可能です。
たとえば「ざ」と入力したい場合は「さ」のキーを押して表示された濁点マークの方向に向かって指をスライドさせるだけで「ざ」と入力することが可能です。「じ」と入力したい場合は、通常のフリック入力と同様に「さ」のキーから左に指をスライドさせて「し」を選択すると、濁点マークが表示されます。 従来のフリック入力より、濁点の入力などが簡単になった上で「最大3文字打てる」ものだと思っていただければOKです。
「アルテローマ字入力」「ターンフリック入力」「フリック入力」はどれが最速?
「アルテローマ字入力」「ターンフリック入力」は習得までに時間がかかるものの、3つの入力方法の速度を比較すると、一般的にはアルテローマ字入力とターンフリック入力が従来のフリック入力よりも早いと言われています。 ■「ぴょんぴょん」と入力するのに必要な入力回数の比較 たとえば「アルテローマ字入力」と「フリック入力」はどちらが早いのか、具体的に見てみましょう。 たとえば「ぴょんぴょん」と入力する場合を考えてみましょう。一般的なフリック入力では10回入力にかかります。そしてアルテローマ字入力では「P→Y→O→N」と指を2回滑らせればいいだけなので、入力回数は2回です。圧倒的にアルテローマ字入力の方が速いです。 アルテローマ字入力は、ローマ字入力の知識を活かせるため、パソコンでのタイピングに慣れた人にとっては特に親しみやすいでしょう。一方、ターンフリック入力は、フリック入力の延長線上にあるため、スマートフォンでの入力に慣れた人が習得しやすいという特徴があります。 もっとも習得には時間がかかるため、はじめのうちはフリック入力の方がどうしても早い入力方法になるかもしれません。より早くスマホ入力したい場合、まずは入力方法の習得が必要となります。
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