パートナーの金銭感覚が心配。6つの危険信号とその対処法
「ベージュフラッグ」って?
TikTokでバズった数多くのフレーズ(「アーモンド・ママ」を筆頭に)の中で、恋する人々にとって「ベージュフラッグ」ほど親しみやすいフレーズはないかもしれない。これは「レッドフラッグ」の穏やかバージョンで、パートナーの行動の中で受け入れがたいものを指し、別れる材料になる得るものだ。
大抵の場合、「ベージュフラッグ」は日常の些細な奇行である(例えば、電子レンジの音が鳴る前に停止ボタンを押さなければならない、とか)。しかし、それがパートナーの金銭面に現れたら? 「ベージュフラッグ」が自分のお金に影響する場合……特に自分が貯金をしている場合だったらより重みを持つだろうか。そして、もしそれに気づいたらどう対処すべき? メンタルヘルスの専門家と金融のプロが、金銭面の問題に対する対処法を解説する。
解決法は?
「ここで大事なのは、金銭感覚に乏しいことを示す浪費と、単に自分の優先順位に合っていない浪費とを分けることです」。ボストン近郊で婚前カウンセリングや財務カウンセリングを専門とする公認メンタルヘルス・カウンセラー、チェルニアコフスカイアはこのように話す。「私たちは客観的に習慣の良し悪しを判断していると思いがちですが、それらは往々にして主観的です。節約家は外食がとても多いことを奇妙に思うでしょうが、一方で浪費家は違うように思っているかもしれません」。
状況を探るには、「決めつけるのではなく、好奇心を表現する」ことだとチェルニアコフスカイアは言う。例えば、なぜパートナーがあまり料理をしないのかを単純に聞いてみるとか。料理を嫌いなのか、料理のやり方がわからないのか、単純に平日の長い仕事の終わりに料理をするだけの気力が残っていないのか、彼らの答え次第で、その食習慣に対して違った印象を受けるかも。そして、他の条件を頭に入れた上でその行動を考慮すること。パートナーの他の支出は合理的? 請求書はちゃんと期日内に払っている様子? もしその答えがYESなら、出前はあくまで彼らの話。