【パッと見でわかったらすごい!】その歴史は27年!小悪魔ルアーは代替わりしてどう変わったのか?【メガバス・NEWグリフォン】
初代の凄み2代目の親しみやすさ
伊東「初代よりもハイピッチアクションの2代目ボディをベースに、ウエイトを高比重&小径化することで、さらにアクションピッチがあがっています。それに伴い、アクロバットアクションからの復帰もまさに瞬間的。しかもハイスピードからスローまで、あらゆるスピードでアクロバットアクションを、積極的に披露してくれる」 ルアーがアクションすることでバスを誘うのであれば、動きが死んでしまう瞬間はバスに見切られる瞬間といえるだろう。3代目となったグリフォンは、その「隙」を極限まで減らすことにも成功しているのである。 伊東「初代のボディ形状というのは、水流を整えず、ラフに受け流す造形となっていました。あのアクロバットアクションは、水流をキレイに受け流しきれなくなるアクションブレイクで発生するわけです。その点2代目は、整流を意識したデザインを採用することで安定した泳ぎを出していたんです。そこで3代目は、2代目のボディをベースに水流に干渉するハイドロダイナミクスを採用し、『安定』という枷を取っ払った造形をしています」 初代グリフォンが持つ絶対的に釣れる要素を、扱いやすいルアーとして進化していた2代目グリフォンに落とし込む。四半世紀にわたり活躍してきたグリフォンだからこそたどり着けた、現代バスフィッシングにおいて絶対的に有効な能力を持つルアーの姿がそこにある。
グリフォンNEWモデル
小さいのにハイアピールという「コンパクト&インパクト」を体現するクランクベイト。初代を上回る暴れぶりだが、2代目のように扱いやすい。 潜行レンジの異なるSR-X(MAX1.3m)とMR-X(MAX2.5m)をラインナップし、ともにグラスラトルを内蔵。