ロアッソ熊本が今季初練習 J1昇格へ始動 MF上村「エネルギーあふれるサッカーを」
サッカーJ2のロアッソ熊本は7日、県民総合運動公園サッカー場で今季の初練習を行った。昨季果たせなかったJ1昇格に向け、選手は真剣な表情でボールを追った。 ロアッソ熊本
午前中の練習は選手とスタッフ全員で大きな円陣を組んでスタート。守備のラインの上げ下げを重点的に確認した。テンポ良くパスをつなぐ練習では大木武監督が「もっと動いて。サポートを早く」と声を響かせた。 約1時間40分の練習を終え、MF上村周平は「全員が1日も早くチームのやり方に慣れて、今までよりエネルギーあふれるサッカーを見せたい」と抱負。大木監督は10人の新加入選手について「動きも表情も固い。もう少し元気を出してほしい」と注文した。 プロ2年目で背番号10を背負うMF古長谷千博は「覚悟を背番号にも込めた。今年こそJ1に昇格できるように一日一日を大事にしたい」と意気込んだ。 今季の初戦は2月15日午後7時から、昨季3位の長崎とアウェーで対戦する。(野村拓生)