正智深谷が近藤七音のミドルで「ホーム」で突き放す! 長崎総大附は一度は追いついたものの1点に泣く【1回戦】
第103回全国高校サッカー選手権大会が12月28日に開幕し、29日には1回戦で正智深谷(埼玉)と長崎総合科学大附(長崎)が対戦した。1-1で迎えた53分(40分ハーフ)、正智深谷の近藤七音がミドルシュートをたたき込んで勝利、2回戦に駒を進めた。 【写真一覧】長崎総大附が一度は追いついたものの、正智深谷が勝ち越して逃げ切った(写真◎高野 徹) ■2024年12月29日 全国高校サッカー選手権1回戦(@埼玉・大宮) 正智深谷 2-1 長崎総大附 得点者:(正)小西聖七、近藤七音 (長)髙橋駿介
強烈なミドルシュートで勝ち越し
埼玉県代表として「ホーム」で戦う正智深谷。大きな声援をバックに先制に成功する。前半も残り少なくなった37分(40分ハーフ)、右サイドから攻めて獲得したCKを鹿倉颯太が中央へ送ると、ニアで小西聖七がヘッドできれいに流し込んで、歓喜を呼んだ。 ただ、長崎総大附も直後にやり返す。前半アディショナルタイムの40+1分、右から宇土尊琉が中央へ送ると、相手に当たったこぼれ球を髙橋駿介がダイレクトで蹴り込んで、早々に同点に追いついた。 一進一退の攻防は次のゴールで決着を見た。53分、中央にぽっかり空いた穴を見つけた近藤七音が吉田匠吾の横パスを受けてから右足を振り抜くと、ボールはGKの手を弾いてゴールに飛び込んだ。これが決勝点となって、正智深谷が2回戦へ進出した。
サッカーマガジンWeb編集部