タレント・丸高愛実。徳島で子育て中、8月には3人のママに。プロサッカー選手の夫・柿谷曜一朗はキャラ弁作りに挑戦。娘たちの反応は?
活発な娘たちと本気で遊んでくれるパパは、面白くて頼もしい存在!
――娘さんたちはどんなお子さんですか? また、柿谷さんは子どもたちにとってどんなパパでしょうか? 丸高 長女はとても優しくてしっかり者なんですが、少し小心者だったり、心配性なところがあります。最近はお姉ちゃんの自覚が出てきて、私の口まねをして、「〇〇しなさい!」と妹に言ったりしているんですよ。 二女は、天真らんまんなお調子者。今は、なんでもお姉ちゃんのまねをしたがる時期ですね。 娘たちは2人とも、とても活発なんですよ。もうすぐ生まれてくる子は男の子とわかっているのですが、お姉ちゃんたちに圧倒されて、意外とおとなしく育つんじゃないかなと(笑) 夫は、子どもたちにとっては、楽しくて面白くて、頼りになるパパだと思います。私が今、あまり動けないので、体を使って遊ぶのはパパが担当。外に出て一緒にサッカーをしたり、家でもゲームをしたりと、よく子どもたちと遊んでくれています。
子育て中のママやパパにとって、温かい世の中になってほしい!
――妊娠や出産を経験する中で、社会のしくみや制度が、もっとこうなったらいいのにという思いはありますか? 丸高 やっぱり、お金の面では、どのママたちも思うところがあるんじゃないですかね。私自身も実際に子どもが生まれてみて初めて、こんなにたくさんおむつを使うんだとか、こんなに赤ちゃんグッズをそろえるのにお金がかかるものなんだと実感しました。もちろん、子育て支援でお金の補助が受けられるところも地域によってはあるとは思うんですが、全然それではたりないです。赤ちゃんのミルクにしても、すごく値上がりしていますし。 あとは、ママが子育てをして当たり前という“昭和チック”な考え方がまだまだあるな~と感じています。もちろん昭和の考えですてきな部分もあると思うんですが、時代は令和。働くママがたくさんいるなかで、ママへの支援がどうにかならないかなと思っています。社会全体で、パパの育休が取りやすくなっているとはメディアなどでも聞くんですが、もっともっと広まってもいいかなと思いますね。 「あいつ、育休取ってるよ!」とまわりから言われるような世の中ではなくて、「育休取るんですね、パパも頑張って!」といった言葉が自然に出るような、子育て中のママやパパにとって温かい世の中になってほしいですね。 パパだけじゃなくて、たとえば近所の方でもいいと思うんですが、もう少し、子育て中の人がだれかの手を気軽に借りることができたらいいですよね。あとは、産後のママが、もっと甘えられる環境ができたらいいかなと思います。それこそ、産後ケアホテルがより普及してくれたらうれしいですね。まだ、私が住んでいる四国には産後ケアホテルはないので、そういった施設が全国的に増えて、なおかつ安い値段で利用できるようになると、喜ぶママは多いんじゃないかなと。 うちの夫はサッカー選手なので、チームプレイということもあって、なかなか育休を取れるような環境ではないんです。それはスポーツ選手に限らず、職業的に育休が取れないという会社はたくさんありますよね。 そういった会社も、ただ「育休は取れません」で終わるのではなくて、ほかにもサポートのしかたはあるんじゃないですかね。たとえば、そこで働くパパやママが利用できるように、シッターさんを派遣したり、産後ケアホテルに入るための補助を出すなど。そういったサポートがあれば、ママが疲れたときにも安心して育児ができるんじゃないかなと思います。 産後のモチベーションって、シンプルに、おいしいごはんだったりするんです。そんな、ママがリフレッシュできる空間が増えたらうれしいなと思います。 お話・写真提供/丸高愛実さん 取材・文/内田あり(都恋堂)、たまひよONLINE編集部 自然豊かな徳島の地で、子煩悩な夫・柿谷さんとともに、活発な2人の娘さんの子育てに奮闘している丸高さん。この夏には初めての男の子を迎えて、ますますにぎやかな毎日が始まりそうです。
丸高愛実さん(まるたかまなみ)
PROFILE 1990年、東京都出身。2009年、グラビアアイドル発掘オーディション『TOP OF GRAVURE』でグランプリを受賞し、芸能界入り。バラエティ番組で活躍するほか、CM・映画などにも出演。2016年12月、プロサッカー選手の柿谷曜一朗さんと結婚。2018年に長女を、2021年に二女を出産し、2024年春に第3子妊娠を発表。 ●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。 ●記事の内容は2024年8月の情報で、現在と異なる場合があります。
たまひよ ONLINE編集部