慶大・清原正吾&本間颯太朗主将が9日からの早慶戦に向けて決意/東京六大学
9日から行われる東京六大学野球秋季リーグ戦第9週の早慶戦を前に、慶大は8日、同校下田グラウンド約2時間半の調整練習を行った。 【写真】慶大・清原正吾「父親がダイヤモンドを一周する姿は本当に華がある」 元西武などで活躍し、プロ野球歴代5位となる通算525本塁打を記録した清原和博氏(57)の長男、清原正吾内野手(4年)は練習後に取材対応。今秋は不動の4番打者としてリーグ戦初本塁打を含む2本塁打を放つなど、打線の中心として活躍している。 大学ラストとなる早慶戦に対して、「早慶戦というのは僕にとって特別な舞台。ラストイヤーということで、この4年間で一番特別な思いはある。自分の全てを懸けて、体がボロボロになる覚悟で最後の最後まで1打席、1打席、1球、1球をかみしめながら打席に入りたいなと思う」と意気込んだ。 今秋は打撃不振によりスタメンを外れる機会が多かった主将の本間颯太朗内野手(4年)も、「僕たち4年生にとっては学生野球最後の早慶戦ができるというところに幸せを感じている。早稲田から勝ち点を取って卒業していきたい」と強い決意を語った。 慶大は早慶戦を前に、今秋は3勝1分け7敗の勝ち点1で5位が決定している。4年生にとっては最後の公式戦となる意地のぶつかり合い。堀井哲也監督(62)は「せっかく2週間ちょっと空いたのでいろいろな対策を立てた。やるべきことはやり尽くした」とコメントした。